プロバイオティクス

ストレプトコッカス・サリバリウス K12(BLIS K12)|咽頭炎と中耳炎が気になる人の口腔プロバイオティクスサポート

反復性咽頭炎や中耳炎が気になる方に向けて、ストレプトコッカス・サリバリウス K12(BLIS K12)が咽頭連鎖球菌感染の予防、急性中耳炎の予防、口腔免疫機能の調節、上気道感染症の予防にどのように関与するかを、最新の科学的根拠と共に詳しく解説します。

※ 主な作用: 口腔フローラサポート

ストレプトコッカス・サリバリウス K12(BLIS K12)|咽頭炎と中耳炎が気になる人の口腔プロバイオティクスサポート
摂取基準値
RDA(推奨量)mg
AI(目安量)mg
UL(耐容上限量)mg

参考値

1,000,000,0002,000,000,000 cfu(出典: プロバイオティクス研究ストレプトコッカス・サリバリウスK12。口腔内プロバイオティクス。10億〜20億CFU

反復性咽頭炎や中耳炎が気になる方に向けた、口腔・咽頭に定着する次世代プロバイオティクスです。 ストレプトコッカス・サリバリウス K12(BLIS K12)は、ヒトの口腔・咽頭に自然に存在する善玉菌で、特別な抗菌物質(バクテリオシン)を産生する能力を持つプロバイオティクス菌株です。ニュージーランドのオタゴ大学で咽頭連鎖球菌感染症に罹患しない健康な子供の口腔から分離され、サリバリシンA2・サリバリシンBという2種類のバクテリオシンが、化膿性連鎖球菌(A群β溶血性連鎖球菌)、肺炎球菌、インフルエンザ菌などの病原菌を選択的に抑制します。 2012年の臨床試験(小児82名)では、反復性咽頭連鎖球菌感染の既往がある小児にBLIS K12を1日50億CFU、90日間投与した結果、咽頭連鎖球菌感染のエピソード数が前年比で約90%減少、急性中耳炎のエピソードが約40%減少し、6ヶ月フォローアップでも持続的な減少効果が確認されました。2024年12月に発表されたシステマティックレビューでは、BLIS K12が小児の咽頭炎・扁桃炎・中耳炎の予防に有効であり、免疫調節機能を通じた広範な健康効果が期待されることが再確認されました。 BLIS K12は、サリバリシンA2・Bによる病原菌の選択的抑制、インターフェロン-γ産生促進と分泌型IgA産生による免疫調節機能の強化、口腔・咽頭粘膜への定着と継続的な抗菌物質産生を通じて、反復性咽頭炎・扁桃炎の予防、急性中耳炎の予防、ウイルス性咽頭炎の予防、口腔健康の維持に関与します。

  • 主な働き:反復性咽頭炎・中耳炎予防・ウイルス性上気道感染予防・口腔健康維持
  • 摂るタイミング:就寝前の歯磨き後、1日10〜50億CFU(ロゼンジをゆっくり溶かす)
  • 相性:ビタミンC・ビタミンD・亜鉛・プロポリス・エキナセアと併用で免疫強化
  • 注意:重度免疫不全、心臓弁膜症、連鎖球菌アレルギー、3歳未満は医師に相談
  • 食品例:サプリメント専用(通常の食品からは摂取不可、口腔定着が必須)

ストレプトコッカス・サリバリウス K12(BLIS K12)とは

ストレプトコッカス・サリバリウス K12(Streptococcus salivarius K12)は、ヒトの口腔・咽頭に自然に存在する善玉菌であり、特別な抗菌物質を産生する能力を持つプロバイオティクス菌株です。一般的にBLIS K12(Bacteriocin-Like Inhibitory Substance K12:バクテリオシン様阻害物質K12)として知られています。

この菌株は、ニュージーランドのオタゴ大学のJohn Tagg教授によって、咽頭連鎖球菌感染症(のど風邪)に罹患しない健康な子供の口腔から分離されました。長年の研究により、BLIS K12が産生するサリバリシンA2サリバリシンBという2種類のバクテリオシン(抗菌ペプチド)が、病原菌の増殖を抑制することが明らかになりました。

BLIS K12の特徴として、口腔・咽頭粘膜に定着して継続的に抗菌物質を産生する口腔定着能、サリバリシンA2とサリバリシンBにより病原菌を選択的に抑制するバクテリオシン産生、ヒト由来の常在菌であり高い安全性プロファイルを持つ安全性、病原性連鎖球菌を抑制しつつ有益な口腔細菌には影響しない標的特異性、定着後は摂取中止後も数週間~数ヶ月効果が持続する長期効果があります。

BLIS K12は、反復性咽頭炎・扁桃炎急性中耳炎口腔粘膜炎など、上気道および耳鼻咽喉領域の感染症予防に特に有効であることが、多数の臨床試験で実証されています。

からだでの働きと科学的知見

反復性咽頭炎・扁桃炎の予防を助ける:

BLIS K12の最も確立された効果は、**化膿性連鎖球菌(Streptococcus pyogenes、A群β溶血性連鎖球菌)**による咽頭炎・扁桃炎の予防です。S. pyogenesは、小児および成人の細菌性咽頭炎の最も一般的な原因菌であり、未治療の場合、リウマチ熱や糸球体腎炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。

2012年の臨床試験(小児82名)では、反復性咽頭連鎖球菌感染の既往がある小児45名に対し、BLIS K12を1日50億CFU、90日間投与した結果、咽頭連鎖球菌感染のエピソード数が前年比で約90%減少し、6ヶ月フォローアップでも約65%の持続的な減少効果が確認されました。PMC

この予防効果は、BLIS K12が産生するサリバリシンA2とサリバリシンBが、S. pyogenesの咽頭粘膜への定着と増殖を抑制することによるものです。2013年の成人を対象としたランダム化比較試験でも、BLIS K12摂取により連鎖球菌性咽頭感染エピソードが約80%減少することが報告されています。PubMed

急性中耳炎の予防に関与する:

急性中耳炎(AOM)は、特に小児において極めて一般的な感染症であり、肺炎球菌インフルエンザ菌モラクセラ・カタラーリスなどの細菌が原因となります。BLIS K12は、これらの病原菌の増殖も抑制することが示されています。

2012年の同じ臨床試験では、急性中耳炎のエピソード数が前年比で約40%減少し、6ヶ月フォローアップでも減少効果が持続しました。中耳炎の予防メカニズムは、咽頭に定着したBLIS K12が、耳管(ユースタキオ管)を通じて中耳に到達する病原菌の増殖を抑制することによります。

一方、2023年に発表された大規模ランダム化比較試験(827名の小児、平均年齢2.8歳)では、BLIS K12がAOMの発生率を有意に減少させなかったと報告されています。PMCこの研究は、より若年の小児(3歳未満が多数)を対象としており、定着率や免疫応答が年齢により異なる可能性を示唆しています。2020年の実験室研究では、BLIS K12がAOMの主要原因菌に対して抗菌活性を示すことが確認されており、PubMed効果には個人差や年齢差がある可能性が考えられます。

ウイルス性咽頭炎と免疫調節機能の改善を助ける:

興味深いことに、BLIS K12は細菌性感染だけでなく、ウイルス性咽頭炎の予防にも関与することが示されています。これは、バクテリオシンの直接的な抗ウイルス作用ではなく、免疫調節機能の強化によるものと考えられています。

2014年の研究では、BLIS K12を摂取した小児グループにおいて、ウイルス性咽頭扁桃炎の発症率が低下しました。この効果は、インターフェロン-γ(IFN-γ)の産生増加と関連していることが示されています。

免疫調節メカニズムとしては、Th1型免疫応答を活性化してウイルス感染防御を強化するIFN-γ産生の促進、sIgA(分泌型免疫グロブリンA)の産生促進による粘膜免疫の強化、過剰な炎症を抑制して粘膜の健全性を維持する炎症反応の調節、自然免疫系を強化するNK細胞活性の向上が挙げられます。

2024年12月に発表されたシステマティックレビューでは、BLIS K12が小児の咽頭炎・扁桃炎・中耳炎の予防に有効であり、免疫調節機能を通じた広範な健康効果が期待されることが再確認されました。PubMed

口腔健康の維持と上気道感染予防に関与する:

BLIS K12は、口腔・咽頭の健康維持と上気道感染予防に広範な効果を示します。実際の学校環境での実践的試験では、BLIS K12が上気道感染症の予防に有効であることが確認されています。PubMed

口腔健康への作用として、歯周病菌や虫歯菌などの病原菌の増殖を抑制する病原菌の抑制、揮発性硫黄化合物(VSC)を産生する嫌気性菌を抑制することによる口臭の軽減、炎症性サイトカインの産生を抑制して粘膜を保護する粘膜保護、有益菌と病原菌のバランスを適正に維持する口腔フローラバランスの機能があります。

これらの効果により、BLIS K12は口腔衛生の維持歯周病予防にも寄与する可能性があります。

栄養素どうしの関係と注意点

安全性プロファイル:

ストレプトコッカス・サリバリウス K12は、ヒトの口腔に自然に存在する常在菌であり、極めて高い安全性を持っています。

主要な安全性の特徴として、もともと人体に存在する菌であるため外来病原体のリスクがなく長期間の使用実績があり重篤な副作用の報告もない自然由来の常在菌であること、3歳以上の小児から成人・高齢者まで幅広く使用可能で妊娠中・授乳中の使用に関するデータは限定的ながら理論的には安全と考えられる全年齢層での使用実績、有益な口腔常在菌には影響せず病原菌のみを抑制し口腔フローラのバランスを崩すリスクが低い選択的な抗菌作用が挙げられます。

報告されている副作用:

臨床試験では、BLIS K12の摂取による副作用はほとんど報告されていません。

稀に報告される軽微な症状として、摂取初期に見られる一時的な口腔内の違和感や、稀に起こる軽度の口渇があります。

これらの症状は通常、数日以内に自然に解消します。

注意が必要な場合:

以下の場合は、使用前に医師に相談することが推奨されます:

相談が推奨される状況としては、重度の免疫不全患者(HIV/AIDS末期、臓器移植後の強力な免疫抑制療法中など)においては極めて稀ですが常在菌の日和見感染のリスクがあるため注意が必要な免疫不全状態、感染性心内膜炎の既往がある場合に口腔細菌の菌血症リスクに対する予防的配慮が必要となる心臓弁膜症・人工弁置換術後、連鎖球菌由来の製品に対するアレルギーの既往がある連鎖球菌アレルギー、安全性データが限定的であるため医師の指導下で使用することが推奨される3歳未満の乳幼児が挙げられます。

重要: これらの状況でも、BLIS K12は一般的に安全とされていますが、個別の健康状態に応じて医師の判断を仰ぐことが賢明です。

摂り方とタイミング

推奨摂取量:

臨床研究に基づく推奨摂取量は、1日あたり10~50億CFUです。

目的 推奨用量 摂取期間
反復性咽頭炎・扁桃炎の予防 50億CFU/日(1錠) 初回90日間、その後維持的に継続
急性中耳炎の予防(小児) 50億CFU/日(1錠) 初回90日間、その後季節性に使用
口腔健康の維持 10~50億CFU/日(1錠) 継続的摂取
口腔粘膜炎の予防・緩和 50億CFU/日(1錠) 放射線治療期間中および終了後
風邪・インフルエンザの予防 50億CFU/日(1錠) 感染症シーズン中(秋~春)

効果的な摂取タイミングと方法として、まず口腔内でゆっくり溶かすロゼンジ(錠剤)が最も推奨される形態であり、口腔・咽頭粘膜への直接的な接触時間を最大化して定着を促進します。推奨タイミングは夕食後の歯磨き後・就寝直前の就寝前摂取で、夜間は唾液分泌が減少して菌が洗い流されにくく、長時間の接触により口腔・咽頭粘膜への定着が促進され、飲食による菌の流失を最小限に抑えることができます。摂取後は特に初期の定着期間において30分間は飲食を避け、摂取後すぐのうがいや口すすぎを避け、水分摂取は摂取前に済ませておくことが重要です。継続期間については、最初の90日間は毎日継続摂取する初期定着期間を経て、90日後は週に数回または感染症シーズン中のみの摂取も有効な維持期間となり、約50%の人で安定した定着が得られ摂取中止後も効果が数週間~数ヶ月持続するという個人差があります。

併用で効果が期待できる成分として、免疫機能の強化と粘膜の健全性維持に関与し500~1000mg/日の摂取が推奨されるビタミンC、免疫調節機能の強化と上気道感染予防に寄与し1000~2000IU/日が推奨されるビタミンD、免疫細胞の機能強化と粘膜修復に役立ち10~15mg/日(ロゼンジ形態も有効)の摂取が推奨される亜鉛、抗菌・抗炎症作用により相乗効果が期待されスプレーまたは錠剤の形態で摂取できるプロポリス、免疫賦活作用と上気道感染予防の効果があり感染症シーズン中の摂取が推奨されるエキナセアがあります。

製品選びのポイントとしては、"Streptococcus salivarius K12"または"BLIS K12"の表示がある菌株の明記、最低10億CFU・理想的には50億CFU以上/錠のCFU数の表示、カプセルではなく口腔内で溶かすロゼンジ(トローチ)タイプのロゼンジ形態、虫歯予防のためキシリトールなどの代替甘味料を使用した砂糖不使用、GMP認証など品質管理が確認されている品質保証、製造日からの菌数保証期間が明記されている生菌保証を確認することが重要です。

食品から摂るには

ストレプトコッカス・サリバリウス K12(BLIS K12)は、通常の食品からは摂取できません。この菌株は特定のプロバイオティクスサプリメントとしてのみ入手可能です。

サプリメント形態:

BLIS K12は以下の形態で製品化されています:

**1. 口腔内徐放錠(ロゼンジ)**は口腔内でゆっくり溶かすトローチタイプが最も推奨される形態で、口腔・咽頭粘膜への直接接触時間が長く定着を促進する利点があり、噛まずに口腔内で溶かす(通常10〜15分)使用方法で、就寝前の歯磨き後が最も効果的なタイミングとなります。

2. 咀嚼タブレットは噛んで摂取できるタイプという特徴がありますが、ロゼンジタイプより接触時間が短いため効果がやや劣る可能性があります。

**3. 粉末・カプセル(非推奨)**は、カプセルや粉末を飲み込む形態では口腔内での接触時間が不十分で定着効果が低く、BLIS K12は口腔・咽頭粘膜に定着することで効果を発揮するため直接接触が重要という理由から推奨されません。

一般食品に含まれない理由:

BLIS K12が一般食品には含まれていない理由として、特許取得済みの特定菌株であり自然食品中には存在しない特定菌株であること、生きた菌として口腔に到達させる必要があり通常の食品製造プロセス(加熱・加工)では菌が死滅してしまう生菌の維持の問題、口腔内でゆっくり溶かす必要があり通常の食品摂取では効果が得られない定着の必要性、効果を発揮するには10〜50億CFUの菌数が必要で一般食品では実現困難な菌数の管理が挙げられます。

ヨーグルトやプロバイオティクス食品との違い:

**一般的なプロバイオティクス食品(ヨーグルト、発酵乳など)**は、主に腸内環境改善を目的とした菌株(ラクトバチルス、ビフィズス菌など)を使用し、飲み込んで腸に到達させることが目的です。

一方、BLIS K12は口腔・咽頭に定着させることが目的で、腸ではなく上気道での効果を狙い、飲み込まずに口腔内でゆっくり溶かす必要があります。

製品の選び方:

BLIS K12サプリメントを選ぶ際は、"Streptococcus salivarius K12"または"BLIS K12"の表示がある菌株の明記、最低10億CFU・理想的には50億CFU以上/錠のCFU数、口腔内で溶かすタイプのロゼンジ形態、虫歯予防のためキシリトールなどの代替甘味料を使用した砂糖不使用、GMP認証・菌数保証期間の明記がある品質保証を確認してください。

よくある質問

Q. BLIS K12は抗生物質と併用できますか?抗生物質で殺菌されませんか?

BLIS K12は抗生物質と併用できますが、タイミングに注意が必要です。

抗生物質との相互作用: BLIS K12は細菌(連鎖球菌)であるため、多くの抗生物質によって殺菌される可能性があります。しかし、適切なタイミングで摂取することで併用は可能です。

推奨される併用方法として、摂取タイミングは抗生物質服用の2~3時間後にBLIS K12を摂取することが推奨され、その理由は抗生物質の血中濃度がピークを過ぎた後に摂取することで菌の生存率を高めるためです。治療戦略としては、急性咽頭炎の治療中は抗生物質を優先し、抗生物質治療終了後にBLIS K12を開始して再発予防に注力することが有効です。

ベストプラクティス: 反復性咽頭炎の場合、急性期の抗生物質治療後に、BLIS K12による長期予防戦略に移行することで、抗生物質の使用頻度を減らすことができます。

Q. どのくらいの期間摂取すれば効果が現れますか?定着しなかった場合はどうなりますか?

効果の出現時期と定着率は個人差がありますが、一般的には以下の通りです:

効果の出現時期としては、摂取開始後2~4週間で咽頭への定着が始まる初期効果、90日間の継続摂取で最大の予防効果が得られる最大効果、定着に成功した場合は摂取中止後も数週間~数ヶ月効果が持続する持続効果があります。

定着率: 研究では、約50%の被験者で咽頭への安定した定着が確認されています。残りの50%では定着が不安定または定着しませんが、それでも以下の理由で効果が期待できます:

定着しない場合でも効果がある理由としては、完全な定着ではなくても摂取期間中は口腔・咽頭に一時的に存在してバクテリオシンを産生する一時的な定着、定着しなくても摂取中は病原菌の定着部位を一時的に占有する競合的排除、定着の有無にかかわらず免疫細胞への刺激効果が発揮される免疫刺激があります。

定着を促進する方法としては、就寝前の摂取を徹底すること、摂取後30分間は飲食を避けること、初期90日間は毎日欠かさず摂取すること、口腔衛生を良好に保つこと(歯磨き、フロス)が挙げられます。

Q. 小児への使用は安全ですか?何歳から使用できますか?

BLIS K12は小児にも安全に使用できますが、年齢に応じた注意が必要です。

年齢別の推奨として、3歳以上については臨床試験で3歳以上の小児に使用され安全性が確認されており、ロゼンジを口腔内でゆっくり溶かす(飲み込まない)使用方法で、初めて使用する際は保護者の監督下で行うことが推奨されます。3歳未満については安全性データが限定的であり、ロゼンジの誤嚥リスクがあるため使用は推奨されず、粉末を少量の水に溶かして口腔内に塗布する代替方法もありますが医師に相談することが必要です。

小児での特別な利点として、反復性中耳炎の予防に特に有効であること、幼稚園・保育園での集団感染リスクを低減できること、抗生物質の使用頻度を減らして耐性菌の発生リスクを低減できること、扁桃腺摘出手術を避けられる可能性があることが挙げられます。

保護者へのアドバイスとして、お子様が咽頭炎や中耳炎を繰り返す場合は小児科医にBLIS K12の使用を相談すること、ロゼンジを噛み砕かずゆっくり溶かすように指導すること、就寝前の歯磨き後に使用してその後は飲食しないようにすることが推奨されます。

本ページは公開資料や専門書を参考に要約した成分ガイドです。サプリメントを使用する際は医師・薬剤師など専門家の助言もあわせてご確認ください。